私どもは気球による空撮を専門とする撮影会社です。1977年の発足以来、常に業界のパイオニア、リーディングカンパニーとして、研究と経験を重ね、大手企業や公共団体、研究機関から別記の通り、数多くのご依頼をお受けしております。業務内容は眺望撮影や騒音調査、遺跡調査など、幅広いご要望にお応えしております。参入しては 事故多発により、すぐに消えてゆく消長の著しいこの世界で、永い年月の中で培われた的確な気象予測と高度な気球の操作技術などにより、創業以来33年間の完全無事故の実績はクライアントの強い信頼をいただいております。
業務例
- 高層ビル建設前眺望撮影
- 高層ビル建設前騒音調査
- 遺跡調査
- イベント撮影
- 高速道路渋滞状況調査
撮影方法
ヘリウムガス気球のプラットホームに撮影装置を吊り下げます。2本のロープにより、風の状況を見ながら気球を掲揚します。
気球
気球にはヘリウムガスを使用しています。ヘリウムは人体にも環境にも無害で、発火の危険もありません。また、ラジコンヘリその他の撮影のような、電波干渉による墜落、発火の心配もなく、騒音により近隣住民を刺激することもありません。
高度
気球を掲揚するロープには高度を示す印をつけてあります。正確な高度を測りながらの撮影が可能ですので、建設予定地でのシミュレーションや、広告用写真を撮影する場合に適しています。
気球の特質
気球はヘリウムガスの浮力によって上昇し、ロープによって高度や位置を制御します。気球は風が吹いても安定するよう涙滴型と呼ばれる飛行船の形状をしておりますが、一定以上の風が吹いた場合、制御が難しくなり、正確で良好な写真を撮ることが困難となります。
気象予測と安全対策
風に左右される撮影方法であるため、私たちは複数の気象予測データや天気図、伝統的観天望気を基に撮影計画を立て、ロケ予定日の前日に最終的な判断をいたします。従って、現場の状況、天候などによりロケの所要期間が長くなる場合がございます。数多くの参入・事故発生・消失を繰り返すこの業界で私たちが30年以上無事故で数々のロケを続けることができたのは、こうした地道で真摯な気象予測とクライアント様の多大なご理解が大きな要因のひとつであります。
近隣対策上、些細な事故でもプロジェクト進行の重大事となる昨今、「安全」は第一優先の現場感覚であることと認識しております。